module Pgplot

モジュールメソッド

操作

pgopen([device])

PGPLOTセッションを開始する。戻り値としてステータスを返す。

pgbeg([device, [nxsub, [nysub]]])

(obsolete) PGPLOTセッションを開始する。戻り値としてステータスを返す。

pgask( [true|false] )
pgenv( xmin,xmax,ymin,ymax [,just, axis] )

線・マーカの描画

pgline( xarray, yarray )

xarray, yarray を結ぶ線を描く。 xarray, yarray はそれぞれ X, Y 座標の配列。

pgpt( xarray, yarray [,symbol] )

xarray, yarray の位置に、symbol のマーカを描く。

pgpnts( xarray, yarray, symarray )

xarray, yarray の位置に、対応する symarray のマーカをそれぞれ描く。

ヒストグラム

pgbin( xarray, yarray [,center] )
pghist( data, nbin [,range, flag] )

エラーバー

pgerrb( dir, x, y, err [,tlen] )

エラーバーを描く。 tlen に端点に描くバーの長さを指定。

片側エラーバー:
両側エラーバー:
pgerrx( x1, x2, y [,tlen] )

x1 から x2 までを結ぶエラーバーを描く。 tlen に端点に描くバーの長さを指定。

pgerry( x, y1, y2 [,tlen] )

y1 から y2 までを結ぶエラーバーを描く。 tlen に端点に描くバーの長さを指定。

等高線

pgcont( map, cont [,tr] )

map で与えた2次元マップの等高線を描く。 cont には等高線のレベルまたはその配列を与える。

pgcons( map, cont [,tr] )

PGCONTより速いアルゴルズムで描くんだそうな。

pgconb( map, cont [,blank, tr] )

blankで与えた値を欠損値として等高線を描く。

pgconf( map, cont_range [,tr] )

cont_range に Rangeクラスオブジェクトで与えた範囲のレベルを塗り潰す。

pgconl( map, cont, label [,intval, minint, tr] )

等高線にラベルをつける。

画像

pgimag( array [,range, tr] )

カラースケールで array (2次元配列) の画像を描く。

pgctab( l, r,g,b [,contra,bright] )

pgimag で使用するカラーテーブルを設定する。

pggray( array [,range, tr] )

グレースケールで array (2次元配列) の画像を描く。

pgpixl( array [,x1,x2,y1,y2] )

array (2次元配列) の画像を、長方形のpixel 1つ1つで描く。

pgvect( x, y [,scale, pos, tr, blank] )

ベクトル場を描く。

座標軸の描画

pgtick( x1, y1, x2, y2, v, [str], {"tickl", "tickr", "disp", "orient"} )
pgaxis( x1, y1, x2, y2, v1, v2,
{"opt", "step", "nsub", "tickl", "tickr", "frac", "disp", "orient"} )

カーソル入力

pgcurs([x,y])

クリックまたはキータイプのイベントを取得する。 x,y を指定すると始めにその位置にカーソルを移動する。 イベントを取得すると カーソル位置(WC)と文字を PgCursorクラスのインスタンスで返す。

pgband( mode, [ xref, yref, [x, y, [posn]]])

クリックまたはキータイプのイベントを取得する。 x,y を指定すると始めにその位置にカーソルを移動する。 xref, yref はアンカー点の位置(後述)で、省略すると現在位置となる。 イベントを取得すると カーソル位置(WC)と文字を PgCursorクラスのインスタンスで返す。 modeによりカーソル入力中の描画方法を指定できる。

pgolin( x, y, [sym, [npt]] )

マウスカーソルで座標を連続して入力する。 x,y にはあらかじめ NArray::SFLOAT 型の配列を与えておき、 そこへクリックした順番に座標を記録していく。 入力できる個数はこの配列のサイズで制限される。 カーソルで入力した点は、マーカ sym で描画される。 npt を指定すると、あらかじめ npt 個の点が入力されているとみなす。 戻り値は入力した点の数。

pgncur( x, y, [sym, [npt]] )

x,yに記録される順番が x の小さい順であることを除き、pgolin と同じ。

pglcur( x, y, [npt] )

入力した点を結ぶ線が描かれることを除いて、pgolin と同じ。

ステータスを返す

pgqinf(item)
value = pgqinf(item)
pgqdt([ndev])
type, descr, inter = pgqdt([ndev])
Last update: May 16 2014